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防水 > 防水改修の種類
防 水 改 修 の 種 類


防水層の改修には、大きく分けてまず2種類の方法があります。

既存防水層を撤去する方法
 
この方法は、既存の防水層を撤去することから、撤去してから新しい防水工事が完了するまでに雨が降ると、高い確率で漏水が発生します。
そして、多くの廃棄物が発生することから、その処理にも多くの費用がかかります。新たな防水層を造る前に、「既存の防水層の撤去」という工程が発生することから、工期が延びるという欠点もあります。
騒音・振動の発生などの問題もあり、既存の防水層の劣化状況が著しく、採用せざるを得ない場合のみ、この工法がとられます。
 
既存防水層を撤去しない方法
 

最近では、この「既存防水を撤去しない方法」が主流となっています。工事中に降雨があっても比較的に漏水事故が少ないこと、既存防水層の撤去に要する工期と工事費用が不要となること、騒音や振動などが少ないことなどが理由です。

しかし、改修しようとする既存防水層は何らかのダメージを受けているので、既存防水層の劣化部分に適切な補修しておく必要があります。既存の防水層を撤去しないので、新たな防水層の荷重に建物が耐えられる構造になっている必要もあり、既存防水層の劣化が著しい場合は、この方法がとれないこともあります。

 
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