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            | 色の表示・伝達 |  
            | 日本で最も一般的に用いられている表示方法はJISによる表示である。
 <JIS・Z・8721の三属性による色の表示方法>
 これは、表面色を色知覚の三属性によって表示するもので、これらの基本となっているのは「マンセル表色系」である。マンセル表色系は、アメリカだけでなく、世界各国でも使用されている。
 他にも、オストワルト表色系、日本色彩研究所の表色法などが用いられているが、景観の主役とも言える橋や建物、自動車、電車などにはJISの三属性による表色法が応用されており、塗装、染色方面にも用いられている。
 また、JIS規格には、光の表示方法(x・y・zであらわす)があり、マンセル記法への変換図表が示されている。
 ほかにはCIE表色系・NCS表色系がある。
   
 
                  
                    | 言葉の伝達方法 | 例 |  
                    | 1:言葉で伝える | ●慣用色名を使う | 桃色、琥珀色、ローズ |  
                    | ●系統色名を使う | 鮮やかな赤、くすんだ黄 |  
                    | 2:三属性を使い 言葉で伝える
 | ●色相で表現する | 赤、青、赤紫 |  
                    | ●明度で表現する | 明度が高い、明度が低い |  
                    | ●彩度で表現する | 彩度が高い、彩度が低い |  
                    | 3:数値で伝える | ●感覚的な観点 (顕色体系)
 | マンセル表色系 シュブルール表色系
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                    | ●物理的な観点 (数値系混色体系)
 | XYZ表色系 L *a*b*表色系
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